名古屋地域:名古屋市「名古屋陶磁器会館」
○テーマ:地域のお宝「名古屋陶磁器会館」来て、見て、卓育について学ぼう!
○日 時:平成24年10月6日(土) 11:00〜14:00
○場 所:名古屋陶磁器会館(名古屋市東区徳川町一丁目10-3)
○参加人数:カブスカウト・ビーバースカウト9名、引率者3名、保護者4名
○プログラム
時 間 | 内 容 | 場 所 |
11:00〜13:00 | 卓育セミナーとお弁当 (講師:NPO法人食空間コーディネート協会中部支部から3名) |
2階ホール |
13:00〜13:20 | 陶磁器会館クイズ(館内を歩いて特徴を見てみよう) | 館内 |
13:20〜14:00 | 紙粘土体験 (講師:一級陶磁器上絵付技能士 安藤栄子氏) |
2階ホール |
○建物の特徴
陶磁器業の隆盛とともに名古屋に集まった九谷・京都など全国の優秀な絵付職人は、多彩な技法であらゆる市場のニーズに応える、近代産業としての「名古屋絵付け」を確立してきた。この界隈で最盛期には日本から輸出される陶磁器の7〜8 割が絵付けされていた。この名古屋陶磁器会館は、昭和7年に名古屋陶磁器貿易商工同業組合(明治42年設立、昭和18年解散)が建設したものだが、全国および名古屋市内の陶磁器絵付業の中心拠点であり、まさに業界のシンボルとして機能していた。
○事業の内容
カブスカウト(小学校低学年)の9名のこども達が卓育について学ぶとともに、紙粘土体験に参加した。卓育では、「いただきます」「ご馳走さまでした」という日本独自の文化を再認識するとともに、その意味について、紙芝居を使って楽しく学んだ。また、実際に食器やお箸を用いて、食器の位置やお箸の持ち方も学んだ。紙粘土体験では、こどもが思い思いに食べ物を創作し、自宅でも飾ることができる作品として仕上げた。建物については、宝物探しのように、床や壁のタイルの写真を見ながら実際に建物のどこに使用されているか館内を探索した。自然と上級生と下級生がペアを組み、上級生は下級生をサポートしながら協力し合ってクイズに答えていた姿が印象的であった。
○当日の様子