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東三河地域:新城市「鳳来館(旧大野銀行)」


○テーマ:大野の街、鳳来館から発信!大正ロマン・・・そして今を知ろう!
○日 時:2012年2月18日(土) 14:00〜16:30
○場 所:登録有形文化財建造物 鳳来館(旧大野銀行)
新城市富栄字貝津8
○参加人数:小学生4年〜6年生20名(その他、保護者数名)
○スタッフ:10名
○プログラム
時 間 内 容 場 所
14:00〜15:00 鳳来館(旧大野銀行)の説明
鳳来館見学(クイズを実施)
大野区長 菅沼 昭博氏
2階大ホール、
館内
15:00〜16:30 現代の書アート「遊彩書画」を体験しよう!
書家 安形憲二氏(潟Xエヒロ産業取締役社長)
2階大ホール

○建物の特徴・事業の内容
鳳来館のある新城市大野(旧鳳来町)は、江戸時代は秋葉海道(秋葉神社〜鳳来寺山)の宿場町として、明治時代には別所海道(豊橋〜別所(現東栄町))が開通し、大正12年には鳳来寺鉄道三河大野駅が開設され、二つの街道と鉄道が接することになり、主産業である林業、養蚕・製糸業の隆盛を背景に経済・物流の要衝として繁栄してきた。
現鳳来館は、大正16年、東三河最初の民間銀行である大野銀行の本店として、志水正太郎により建てられた。外壁と外廻りの柱は鉄筋コンクリート造、床と屋根は木造の混構造二階建となっている。
そのような大野と鳳来館の歴史を大野区長でガイドボランティアもされている菅沼昭博氏より説明いただいた。また、鳳来館にまつわるクイズを出題し、こども達は館内を回りながらクイズの答えを探した。その後、書家の安形憲二氏(鳳来館を所有する潟Xエヒロ産業の取締役社長)の指導のもと、遊彩書画を体験。畳1畳分もある大きな紙に自分の好きな言葉を書き上げる子ども達の生き生きとした表情が印象的であった。

○所有者コメント 地域の子どもたちと関わる良い機会となりました。当館の説明も真剣に聞いてくれ、クイズもいきいきと館内を探索してくれました。遊彩書の体験も、初めてとは思えないほどの素晴らしい作品となりました。また、今まで子どもたちとって、なかなか入りづらいイメージもあったようです。これを機に、子どもたちに文化財に触れてもらう行事を開催し、子どもたちに伝えていきたいと思います。

○当日の様子
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